仏のサルコジ大統領が来日し菅首相と会談し原発事故を支援と語る。
2011年03月31日
2011年03月29日
東日本大震災によって、壊滅的な打撃を受けた福島原子力発電所で何が起きたか、何が起きているのか。3月29日、東京・総評会館で原子力資料情報室主催の公開研究会「福島原発で今、なにが起きているのか」が、講師に元原子力設計技術者の後藤政志さん、原子力資料情報室・原子炉安全問題担当の上澤千尋さん、そして急遽「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える技術者・科学者の会」の小倉志郎さんをお招きして、開催されました。
会場は定員270名の大会議室に、立ち見も出るほどの参加者で埋められ、福島原発事故を受けて人々の関心の高さがうかがえました。入りきれなかった皆さんのため、急遽開放した別室で生中継の様子が上映されました。
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●後藤政志さんの資料(PDF・2011/3/29)
●上澤千尋さんの資料(PDF・2011/3/29)
2011年03月29日
米エネルギー環境調査研究所(IEER=所長・アージャン・マキジャニ)が、福島第1原発事故で環境中に放出されたヨウ素131の量は240万キュリー(1キュリー=370億ベクレル)と推定、セシュウム134と137が50万キュリーと推定との試算をまとめる。スリーマイル島(TMI)事故と比較し、ヨウ素だけで14万倍、全体で19万倍。
2011年03月27日
毎月一回続けてきた、原水禁も呼びかけ団体として参加している「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」の定例パレード(デモ)。福島原発事故の問題を受けて、3月27日、約1200人の市民が集まり、東京・水谷橋公園を出発して、日比谷公園までのコースを「エネルギー政策の転換」「脱原発」を訴えて歩きました。
水谷橋公園には、集合時間である13時45分には人があふれました。この時点で、約800人。公園の占有許可・デモの申請は20人で行っていたので、その数は40倍です。出発後、歩道からも人々が加わり隊列はどんどん大きくなりました。
東京電力本社前に差しかかると参加者は、「被曝の責任を取れ」「私の故郷を返せ」「何度でも来るぞ」などと、大きな怒りの声をあげました。
背景の建物が東電本社
解散地点の日比谷公園での集会は1時間余りにおよび、終了後、再び東電前へ戻り、抗議活動を行うグループもあるなど、参加者それぞれが、これまでの原子力政策や福島原発事故への怒りを爆発させたデモ・集会となりました。
また、デモに先立ち、東京・有楽町マリオン前でチラシ配布行動があり、約20人でチラシの配布やマイクを持っての宣伝、山口県の上関原発建設中止を求める署名集めを行いました。
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