英国セラフィールドの原子力施設にあるプルサーマル用のMOX燃料製造工場の閉鎖が明らかとなる。
2011年08月03日
2011年08月03日
収穫前の予備検査と収穫後の本検査を行い、1キロ当たり500ベクレルを超えた場合、政府が合併前の旧市町村単位で出荷停止の指示を出す。
2011年08月02日
金沢地裁で2006年に石川県志賀原発2号機の運転差し止め判決を出した元裁判官の井戸謙一弁護士も弁護団に参加。
2011年08月01日
中山義活政務官(左)に要請書を手渡す祝島島民の会・山戸貞夫さん(右)
8月1日、経済産業省において、「上関町の『原発建設計画中止!』を求める署名」の提出行動が行われました。署名の提出には、上関現地や山口県内の方々を中心に、東京の市民グループからも参加がありました。2009年にスタートしたこの署名は、第一次、第二次集約を経て、目標を上回る総数1,009,527筆が集まりました。
経済産業省で行われた署名提出では、祝島島民の会の山戸貞夫さんが、中山義活経済産業大臣政務官に要請書を手渡しました。これまでになかった、大臣政務官自らの対応には、100万筆を超えた署名の重みを受け止めてもらえたかもしれないという、期待が感じられました。署名提出後は、経産省のロビーで記者会見が行われました。
その後、参議院議員会館に移動して、「上関原発建設計画中止!院内集会」が開催され、平日にもかかわらず、約60人が参加しました。原水禁山口議長の岡本博之さんの司会で、最初に山戸さんが署名提出の報告を行い、福島みずほ社民党党首、藤本泰成原水禁事務局長のあいさつに続いて、原水禁山口事務局長の大久保弘史さんから、今年2月に建設予定地である、上関町田ノ浦で海面埋め立て工事の強行以降の現地の動きや行動について報告がありました。長島の自然を守る会代表の高島美登里さんからは、パワーポイントを使って、自然豊かな上関の生物多様性について解説がありました。
福島第一原発事故以来、上関原発建設計画も行き詰まりが明らかですが、まずは新規立地を何とか白紙撤回に追い込もうという、参加者の熱気が感じられる集会となりました。
8月16日~28日には「上関原発建設に反対するキャラバン行動」が行われます。
提出行動の前に、横断幕に署名筆数を書き入れる原水禁山口議長の岡本博之さん
経産省のロビーで詰めかけた報道陣の質問に答える
経産省の正門前で記念撮影
原水禁山口事務局長の大久保弘史さん
上関の動きと山口での取り組みについて丁寧に解説
長島の自然を守る会・代表の高島美登里さん
発言には上関の自然や生物に対する深い愛情が感じられた