2012年3月

航空自衛隊の航空総体司令部が米軍横田基地に移転し運用開始。移転に伴いミサイル防衛の拠点となる「共同統合運用調整所」を新設し、情報共有、連携運用を強化。

2012年03月26日

核サミットで訪韓中の米オバマ大統領が韓国外語大学で演説。

2012年03月26日

5月訪米予定のロシア・プーチン大統領に戦術核削減を提案と語る。(※その後、5月にプーチン大統領は訪米しなかった)。

東京電力・柏崎刈羽原発6号機が定期検査のため運転停止、東電管内の全原発運転停止となる。

2012年03月26日

【大飯原発】福井県・滋賀県知事への要請書

2012年03月26日

福井県知事
西川 一誠 殿

大飯原発の再稼働に慎重な判断を求める要請

 日頃の県民行政に対する真摯な取り組みに敬意を表します。
 さて、現在、関西電力の全ての原発が定期点検に入り停止していますが、関西電力は原発が占める電力の比率が高いことや夏の電力が不足するとの理由から、現在停止中の大飯原発3・4号機の再稼働にむけた動きを強めています。原子力安全・保安院のストレステスト1次評価を「妥当」とする審査結果とセットで再稼働の必要性を訴えており、ストレステストの2次評価も保安院への提出がないまま「政治判断」されるのではないかとも伝えられています。
 現在、福島原発事故の原因もいまだ明らかになっていません。政府は、事故調査・検証委員会の中間報告をもって「一定の知見が出た」としていますが検証は終わったわけではなく、事故原因の究明されない中での対応策も十分とはいえません。さらにストレステストも安全性の保証にはなりません。原子力安全委員会の斑目春樹委員長は「2次評価までやるべきである」と述べており、枝野幸男経済産業大臣も「ストレステストで安全性が確認されたわけではない」と発言するなどストレステストそのもののあり方に問題を投げかけています。また、大飯原発周辺の活断層の調査のいまだ結論が出ていない現実を踏まえるべきです。また、防災範囲(事故対策重点地域)がこれまでの10キロ圏内から30キロ圏に拡大し、京都府や滋賀県もその中に入ることになりましたが、そのための防災計画もの対応も整っておらず地元住民合意もはかられない中で、福井県や地元おおい町の合意だけで事をすすめようとすることは地方自治の観点からも問題です。地域住民の合意を最優先に進め、防災範囲が拡大した隣接県などとの協議を深めることを要望します。
 大飯原発をめぐる状況は、3・11以降大きく変化した原発への国民世論を正面から受け止め、県民の生命と財産・安心・安全を確保する立場は当然ながら周辺県の住民のことも視野に入れ、再稼働については慎重が上にもより慎重に判断されるよう強く求めます。
 拙速な判断は、福井県の歴史に大きな禍根を残すことになることを付言します。

2012年3月26日

3・25 大飯原発3・4号機「再稼働」に
慎重な判断を求める市民集会 参加者一同


滋賀県知事
嘉田 由紀子 様

大飯原発を再び動かさないことを国と福井県に求める要請書

 日頃の県民行政に対する真摯な取り組みに敬意を表します。
 さて、現在、関西電力の全ての原発が定期点検に入り停止していますが、関西電力は原発が占める電力の比率が高いことや夏の電力が不足するとの理由から、現在停止中の大飯原発3・4号機の再稼働にむけた動きを強めています。原子力安全・保安院のストレステスト1次評価を「妥当」とする審査結果とセットで再稼働の必要性を訴えており、ストレステストの2次評価も保安院への提出がないまま「政治判断」されるのではないかとも伝えられています。
 現在、福島原発事故の原因もいまだ明らかになっていません。政府は、事故調査・検証委員会の中間報告をもって「一定の知見が出た」としていますが検証は終わったわけではなく、事故原因の究明されない中での対応策も十分とはいえません。さらにストレステストも安全性の保証にはなりません。原子力安全委員会の斑目春樹委員長は「2次評価までやるべきである」と述べており、枝野幸男経済産業大臣も「ストレステストで安全性が確認されたわけではない」と発言するなどストレステストそのもののあり方に問題を投げかけています。また、大飯原発周辺の活断層の調査のいまだ結論が出ていない現実を踏まえるべきです。
 防災範囲(事故対策重点地域)が、これまでの10キロ圏から30キロ圏に拡大して滋賀県もその中に入ることになりました。そのための防災計画の対応も検討中であり、地元住民合意もはかられない中で、福井県や地元おおい町の合意だけで事をすすめようとすることは地方自治の観点から許されません。
 隣接県である私たち滋賀県民との協議のないまま事態が進行することのないよう国と福井県に要望することを求めます。
 大飯原発をめぐる状況は、3・11以降大きく変化した原発への国民世論を正面から受け止め、滋賀県民の生命と財産・安心・安全を確保する立場からも、再稼働については、慎重が上にもより慎重に判断されるよう強く求めます。

2012年3月26日

原水爆禁止日本国民会議
福井県平和環境人権センター
護憲・原水禁滋賀県民会議
 

大飯原発3・4号機「再稼働」に慎重な判断を求める市民集会に700人(福井)

2012年03月25日

CIMG2546_1.JPG 3月25日、定期検査で停止中の大飯原発3・4号機の再稼働が焦点となる中、再稼働に反対する「大飯原発3・4号機『再稼働』に慎重な判断を求める市民集会」が福井市・中央公園で開催され、約700人が参加しました。主催は「原子力発電に反対する福井県民会議」。代表委員で住職の中嶌哲演さんは、「拙速な再稼働はやめて、原発が本当に必要かどうかの国民的議論を行うべき」と発言しました。

 集会後、JR福井駅前を目指して、デモが行われました。また、26日には福井、滋賀両県知事宛てに、申し入れ行動を行いました。

■福井、滋賀両県知事への申し入れ書はこちら

大飯原発3・4号機「再稼働」に慎重な判断を求める市民集会に700人(福井)

2012年03月25日

「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」に6000人

2012年03月24日

 3月24日、東京・日比谷野外音楽堂を会場に「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会&パレード(デモ)が開催され、朝から小雨が降り続く天候にもかかわらず、約6000人が参加し、会場は「再稼働を許すな!」の熱気に包まれました。
 

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登壇者の発言録はこちら

ビデオ報告はこちら

北朝鮮の長距離弾道ミサイルの本体部分が北西部の東倉里(トンチャリ)のミサイル発射施設に搬入。

2012年03月24日

ビデオ報告 3.24さようなら原発1000万人アクション集会・パレード

2012年03月24日

3月24日、東京・日比谷野外音楽堂で「再稼働を許すな!さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード行進が行われました。全国から6000人が参加し、脱原発をめざし、1000万人署名の達成を決意しました。

その集会とパレードの模様をビデオにまとめました。(約9分)

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