2012年6月

原子力安全・保安院が全原発の断層資料について、専門家会議で再点検を求めることに。

2012年06月30日

ジュネーブで開催されたシリア問題連絡調整グループ会合に向け、国連特使のアナン前事務総長が挙国一致内閣を提案。

2012年06月30日

被爆67周年原水禁大会「平和行進」音声

2012年06月28日

米国のイラン原油制裁法が発効。

2012年06月28日

止めよう再処理!共同行動ニュース06/27号の記事から

2012年06月27日

今こそ再処理を放棄させよう

全量再処理にこだわる日本原燃
 六ヶ所再処理工場は、事故で停止していた高レベルガラス固化施設の試験が再開しました。これまで何度もトラブルを起こし、今後もうまくいく保証はまったくありません。さらに、核燃料サイクルそのものの行方が混迷する中で、六ヶ所再処理工場の先行きも不透明になっています。現在、原子力委員会ですすめられている議論でも、これまでの使用済み核燃料の「全量再処理」の路線は、転換せざるを得ない状況にあります(2ページ)。
 その中で日本原燃は、「私どもとしては、わが国が技術立国として10年先、20年先も一流国であり続けるためには、原子力は今後も一定の役割を果たすべきであり、その際、資源を有効利用するという観点と、放射性廃棄物の減容による環境への負荷軽減という観点から、これまでと同様、『全量再処理』路線を選択すべきと考える」と原子力委員会の「核燃料サイクル政策の選択肢」決定についてのコメントを発表しました。
 全量再処理でなければ、六ヶ所再処理工場の存在意義も大きく損なわれるだけに、それに強くこだわっています。原子力委員会が思い描く直接処分との併存路線は、巨額の費用をかけて無理矢理行う再処理事業の費用対効果の面からも無理があるものです。今では電力業界としても再処理してMOX燃料を利用するプルサーマル計画も魅力あるものにはなっていません。再処理技術を安全保障政策上持ち続ける、すなわち核武装への選択肢を常にオプションとしてその潜在能力として、持ち続けるしか意義を見出せません。そのことは被爆国日本が取るべき選択ではありませんし、東北アジアの平和と安定を緊張に変えるものでしかありません。

巨大地震が襲う前に再処理の停止を
 直接処分と再処理の併存路線も再処理技術が完成し、順調に動き出すことが前提ですが、その保証はまったくありません。これまでのトラブルを見れば明らかです。さらに、「活断層の上に大量の使用済み核燃料棒がある(貯蔵量/2860本)六ヶ所再処理工場は、桁外れに危険です」と変動地形学の渡辺満久・東洋大学教授は指摘しています。
 六ヶ所再処理工場直下にある活断層は、下北半島東部沖にある「大陸棚外縁断層」につながっていると指摘されています。M8級の地震を引き起こす可能性があると言われています。巨大地震が起こる前に止めることが必要です。存在意義がますます希薄になった再処理工場は、巨大な金食い虫でしかありません。国民生活がますます苦しくなる中で、これ以上のムダはゆるされません。再処理を今こそ放棄させましょう。

京都でアフガンの和平実現のための国際会議が開催され、カルザイ政権幹部、タリバン政治評議会などが参加。

2012年06月27日

韓国政府が日韓軍事情報の保全に関する規則を網羅的に定める軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を29日に締結することを明らかに。その後韓国内で反対広がり締結延期に。

2012年06月27日

関西電力が大阪市で定時株主総会を開き、原子力発電所の早期全廃を求める大阪市の株主提案を否決。

2012年06月27日

(7/28~8/9)被爆67周年原水禁世界大会【広島・長崎日程表】

2012年06月26日

被爆67周年原水禁世界大会・広島大会日程(PDF)

被爆67周年原水禁世界大会・長崎大会日程(PDF)

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 ※変更があり次第、内容は更新されます。各データの更新日をご確認ください。

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