2014年分科会報告原水禁大会

広島大会第6分科会 ヒロシマからフクシマへヒバクシャの課題

2014年08月12日

広島大会第6分科会
ヒバクシャを生まない世界に2─ヒロシマからフクシマへヒバクシャの課題

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質疑・討論の内容
①(大阪)被爆者援護法の具体化をスタートさせた。放射能健診の実施を求める署名を100万を目標に現在まで17万集約した。原発立地自治体からも署名が届いている。
②(大阪)講師の話を聞いて国の責任が問われていると思った。被爆者手帳などの課題は今後の福島の課題につながる。どう取り組んでいったらいいのか。裁判は一審は負けた。現在は福岡高裁で審議している。
③(福島)私の周りにも鼻血や脳梗塞、急性白血病などが多い。食事をめぐって食べていいか悪いか、家族が分断させられている。補償金が月10万円だが、高いと思うか。私たちが声を挙げて、行動をつくっていかなければならない。
④(大阪)広島、長崎、福島を風化させてはならない。再稼働に反対していかなければならない。
 最後にまとめとして、「被爆者援護法を社会補償から国家補償に」「被爆二世問題」「福島の課題」「広島、長崎、福島を結びつけていく。風化させてはならない」「当事者だけの運動に終わらせてはならない。粘り強く運動を作っていくことが大切だ」と確認した。
                                          (報告=九州ブロック・前海満広)

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