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メルトスルーが起きた可能性―原子力災害対策本部がIAEAに報告書

原子力災害対策本部が福島第1原発事故で1=3号機で燃料が原子炉圧力容器の底に溶け落ち、容器に開いた穴から外側の格納容器に落下して堆積する「メルトスルー(溶融貫通)」が起きた可能性も考えられるとした報告書を国際原子力機関(IAEA)に提出。

【鹿児島の取り組み】「鹿児島県護憲平和フォーラム情報No.22」から

脱原発への決意を固く-福島原発事故の教訓を生かそう、非核平和行進に、原水禁世界大会長崎に- 確かに3.11の地震も津波も巨大ではあったが、それにしても福島第一の4基の原発設備の脆弱さは目を覆うばかりである。安全性を担保する「多重防護」が機能しなかった原因は今後の検証にまたねばならないが、システムの破損個所もその程度も確認する術がないとなれば原発という巨大システムの設計コンセプトそのものの欠陥を問わねばなるまい。放射能を制御する技術はまだまだ未熟・未完成なのだと言わざるを得ない。いや恐らく、原子力は人智の及ばない、本質的に制御不可能なものなのだろう。核分裂のエネルギーを兵器の破壊力として解放でき

2011年06月07日