新着情報
戦後・被爆70年過ぎたいまでも、世界の各地でテロや紛争が繰り返され、人権が蹂躙され、多くの市民が傷つき、亡くなっています。「平和と安定」に向けたさなる努力が私たちに強く求められています。核兵器廃絶への期待も、昨年、国連で核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれましたが、共同宣言も出せずに終わってしまいました。今年1月には朝鮮民主主義人民共和国の4回目の核実験も行われ、核軍縮が大きく停滞する状況にあります。 一方、わが国では、安倍政権の立憲主義・民主主義を破壊する暴走が続いています。安全保障関連法の制定、辺野古新基地建設の
2016年03月30日
「原発のない未来へ!3.26全国大集会」に3万5000人集まる!
福島原発事故から5年が経過し、チェルノブイリ事故から30年を迎える中、安倍政権は原発推進政策を打ちだし、各地で原発再稼働を強行しようとしています。これに対し、「つながろう福島!守ろういのち!」をスローガンに、3月26日に東京・代々木公園で「原発のない未来へ!3.26全国大集会」が開かれ、3万5000人が集まり、憲法や沖縄基地問題などでも民意を無視し暴走する安倍政権にNO!を突き付けました。 午後1時から開催された集会は、女優の木内みどりさんが司会を務め、主催4団体を代表し、Misao Redwolfさん(首都圏反原発連合)があいさつを行った後、
福島原発事故から5年が経過した2016年3月12日、福島県郡山市の開成山陸上競技場で「2016原発のない福島を!県民大集会」が開かれ、全国から6000人の参加者が集まりました。同日、午前中にはシンポジウム「原発災害から5年 福島の歩み、そして未来」も行われ、「記憶の風化」が進んでいるといわれる福島原発事故が、今なお福島県内で暮らす人々にとって日々の現実であることが議論されました。「様々な理由で福島に戻れない人たちがいる、その原因が原発事故である」という開会のあいさつから始まった県民大集会では、集会前日に、福井県の高浜原発再稼働に対し大津地裁が「再稼働差し止め」の判決を
被災62周年ビキニ・デー集会(静岡市)、久保山愛吉さん墓前祭(焼津市)
1954年3月1日にアメリカがビキニ環礁で行った水爆実験によって、日本の第5福竜丸など多くの漁船が被曝をしたビキニ事件が起きてから62周年を迎え、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)や東海ブロック原水禁連絡会議などの主催による「3.1ビキニ・デー集会」が静岡で開催され、200人以上が参加しました。 まず、第5福竜丸の無線長で、被曝から半年後に亡くなった久保山愛吉さんの墓前祭が焼津市の弘徳院で開かれ、参加者が久保山さんのお墓に焼香を行った(上写真右)後、寺の中で、講談師の田辺一乃さんによる講談が行われました。ビキニ事件のあらましや、その後の経過を追った「第5福竜丸物語」と、水爆実験をヒントに作られ