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15日発表された核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」(ICNND)の報告書に対して、原水禁事務局長見解を発表しました。報告書の発表前に懸念された、日本側の従来の核依存政策──通常兵器による攻撃に対しても米国の核による抑止力を求める姿勢から、先制不使用宣言や核兵器の唯一の役割を核による攻撃に対してのみ限定することへの後ろ向きな抵抗はかなり弱められたようです。米国の核態勢見直し(NPR)をひかえた今、日本が核政策についてどう対応するか大きな問題となっている時に、報告書は特に核の唯一の役割を限定する事について、従来の政府見解を変えさせるに役立つ内容となっています。ICNND報告「核の脅威を断つために